キッズケータイを“警戒” 全日空「電源切り完全に」この心配は当然と言えば当然なんだよね。なにせ100人以上の乗客を1度に運ぶ事も当たり前の飛行機だもの。
防犯ブザーや位置通知などの防犯機能でヒット商品になった、NTTドコモの子供向け携帯電話「キッズケータイ SA800i」が、航空会社には“警戒対象”になっている。知らない間に、機内で電源が入っている可能性があるためだ。
電源が切られてしまっても保護者が子供の居場所を確認できるよう、一定時間ごとに自動で電源が入る機能がついているのが原因。完全に電源を切るには、暗証番号を入力する必要がある。
暗証番号が分からず、実際に遅れが出たケースも。夏休みで子供の乗客も増えるため、全日空は「電源は完全に切って」と呼び掛けを始めた。
全日空によると、今月、広島空港から1人で搭乗した子供が、キッズケータイを持っていることに客室乗務員が気づいた。見送りに来ていた父親を館内放送で呼び出し、暗証番号を入力してもらうまでの間、出発が12分遅れてしまった。(共同通信) - 7月29日8時6分更新
詳しくない小生には携帯電話やら何やらの出す電波が飛行機の精密機器にどういう影響を及ぼすのかってのは想像もできない。でも法律で飛行機の中で携帯電話の電源を入れてはいけないという事になってるし、何かしらの影響を及ぼす事は確かなのかもしれない。
ただ、子どもにそんな難しい事が分かるはずもなく。しかもキッズケータイは勝手に電源がONになる機能までついているんだよね。普段の生活の中では便利な機能なのかもしれないけど、これが飛行機になったら…ちょっと困った機能になってしまいました。
子どもだから分からないという事で放置しておく事もできないし、航空会社としては困った事態になってしまったというのが本音なのかな。
まぁ小生としては、この辺の携帯電話の扱い方を子どもに教えるのは親のやる事なんじゃないかと思ったりする訳で。
詳しい使い方じゃなくても、完全に電源を落とす事くらいはできるように親が子どもに説明するという事くらいはやってもらいたいなぁ。
そんなに難しい事じゃないし、携帯電話を買って説明書を子どもと一緒に読むという事で使い方の理解も深まるんじゃないかと。やっぱり機能は使わないといけませんよね。
という事で小生は航空会社側は親に向けてキッズケータイの使い方を親子で共有する事をアピールするような事をした方がいいんじゃないかと思ったりなんかしてます。